2010年03月18日
大杯

こちらの篆刻は公文会長のお父様が彫られました。
一昨年、美醸会の篆刻も彫っていただいたので御礼と言いますか、おねだりといいますか…
仕込桶に使われていた板を差し上げたところこんなに素晴しくなって帰ってまいりました。
右 『酒中仙』
酒を飲んで世の中を忘れ居る者のこと。
(李白の故事)
左 『觥船一棹百分空』
觥船というのは船のような格好をした大きい杯のことをいう。
その大杯に酒をなみなみと入れグイッと飲む。これを一棹という。
船に対して棹は縁語になる。それを百分空とし、全部空になるまで豪快に飲み干す。なんとも豪儀な青春を特徴とした漢詩。
(杜牧の詩「酔後題禅院」の一部)
だそうです。
難しくて私のような無知な者にはちょっとわかりませんがスバラシイ作品であります。
公文会長、会長のお父様どうも有り難うございます。
こちらに作品は
酒の資料館2階に展示してありますので美醸会会員の方はもちろんのこと、みなさん観に来てくださいねー!!