2011年01月

2011年01月31日

9日目

85d60670.jpg品温 12.8℃  室温 3.0℃

毎日寒い寒いと、連呼しておりますが、今日も寒かったー!!

出勤時、国道に温度計があるのですが今季最低の-15℃の表示が点滅しておりました。

さて、もろみも防寒体勢が続いておりますが状貌がまた変わってきました。

2日前は一旦泡が消えた状態でしたが、膜がはった硬い感じの泡に変わりました。

ブクブクとこの泡が大きくなっては消えるの繰り返しになりました。

香りもさわやかな吟醸香を放っております。
味はまだ甘く、アルコール分も10%程度でしょうか。
さっぱりして、甘くて、アルコールも軽いのでゴクゴクいけちゃいそうな感じです。

じゃあ今しぼる?

いやいや。
このまましぼっても、ただ薄甘い、旨味の無いお酒なのです。
ちょこっと味見するから美味しいんです。
管理者の特権であります!!

kuro964964 at 17:35|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 醗酵状況 

2011年01月30日

8日目

3449a0e2.jpg品温 12.5℃  室温 5.0℃

ボーメ 5.4  酸度 1.7

本日は吟醸の仕込も一段落したので蔵のみんなには休みをあげ、一人ぼっちで寂しくもろみ管理&酒母の暖気入れ。

こんな日の特典と言えば蔵は私の独壇場!
一人楽しく大熱唱です。

ただ一つ心配はといいますと私の音痴な歌を聴いた酵母たちが大変調を起こしてしまわなければいいのですが…

さて、今日はボーメ計のご紹介。
0~5、5~10、10~15、15~20の4本があります。
今日のボーメは5.4なので5~10のボーメ計を使用し測定します。
ボーメ5.4とは日本酒度にすると-54ぐらいです。

ボ-メも日本酒度も比重の事で、比重計の種類が違うので呼び方が変わってきます。
蒸米が溶解してエキス分(ブドウ糖)が増えると比重は増え、ブドウ糖がアルコールに変わると比重は減少します。
モロミの初期はボーメ、末期では日本酒度で示します。





kuro964964 at 16:03|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 醗酵状況 

2011年01月29日

7日目

a84ecf46.jpg品温 12.0℃  室温 4.0℃

早いものでもう一週間が経ちましたね。


状貌が少し変化しました。

わかります?

前面に広がっていた軽い泡が消え、ぷつぷつしゅわしゅわと気泡が現れては消えの繰り返し。

醗酵力も旺盛でもろみが対流しているのが見ているとわかります。




kuro964964 at 22:43|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 醗酵状況 

2011年01月28日

6日目

330a9dfe.jpg品温 11.7℃  室温 4.0℃

ボーメ 6.6  酸度 1.6

いやぁ…
寒い日が続いております。
本日も真冬日です。

で、もろみの品温上昇が少し鈍いので風邪をひかないように保温マットを着せてあげました。


蔵の中はどこに行っても寒い!
AM9:00
釜場(半屋外) -5.0℃ 
蔵入口付近(室内) 0.5℃
仕込蔵2階 2.0℃
麹室前(美醸会の仕込タンクがあるところ) 4.0℃
槽場 0℃
精米所 -5.0℃
吟醸仕込冷蔵庫 4.0℃

ざっと温度計を見た感じではこんな感じでした。
下手すると冷蔵庫の方があったかいなんてことはよくある事。
麹室(30℃以上)に行きたくなります。


kuro964964 at 18:14|PermalinkComments(3)TrackBack(0) 醗酵状況 

2011年01月27日

5日目

NEC_0019品温 11.4℃
室温 3.0℃

状貌は微妙に変化しているのですが画像では伝わらないので本日はお休み。

なので今日はタンクの外を撮ってみました。
タンクナンバー116号 
美醸会の仕込は毎年このタンクです。

何でかって?

仕込にちょうどいいタンクというのは、だいたい仕込総米の3倍量といわれています。
このタンクは2,139ℓ
美醸会の仕込総米は700kg
と、いうことでこの大きさのタンクがちょうどいいという事です。

後は、順番的なものとか、皆さんが仕込に来てタンクの周りに上り下りしやすいとかそんな所でしょうか?

美醸会でもっと仕込たいって言われますと…
1000kgまでかなぁ…
もっととなると今度は2500kg以上になっちゃいますねぇ…

まぁ今ぐらいがちょうど良いのかと。

他にもこの画像に疑問点があればお答えしますよー!!


kuro964964 at 18:24|PermalinkComments(1)TrackBack(0) 醗酵状況